第6回 光海底ネットワークシンポジウム
近年の著しいAI技術の普及によりグローバルな情報流通を支える光海底ケーブルの一層の大容量化が進むと共に、世界各所での政情不安定な状況にも連動して、光海底ケーブルの地政学的な安全保障が一層重要視されています。今回のシンポジウムもそのような社会的背景の元、大容量光海底ケーブル敷設事業、先端光ファイバ伝送・敷設技術に加えて、光海底ケーブルの世界的保護活動など幅広いテーマを取り上げました。また本シンポジウムを創設された新納康彦氏の著作出版記念講演やSubOptic2025の参加報告など盛り沢山です。ぜひ講演会や技術交流会にご参加戴ければ幸いです。
日時: 2025年11月19日(水)13:00~17:45(12:30から受付開始)
会場: 早稲田大学 西早稲田キャンパス 63号館 203, 204, 205会議室(参加費無料)
主催: OSN研究会
後援: SubOptic Foundation
ツルギフォトニクス財団
早稲田大学 理工学術院総合研究所 最先端ICT基盤研究所
協賛: 電子情報通信学会「光通信システム(OCS)研究専門委員会」
「フォトニックネットワーク(PN)研究専門委員会」
「光通信インフラの飛躍的な高度化に関する(EXAT)特別研究専門委員会」(打診中)
IEEE Photonics Society Tokyo Section Chapter
ご挨拶
今回で第6回の開催を迎えます。前回は講演会に約180名(内学生60名)、技術交流会には約80名の方にご参加頂きました。
本シンポジウムは、光海底ケーブルに関して、他の学術講演会とやや異なるスタンスから、光ファイバ伝送や敷設技術、ビジネスや応用、安全保障など幅広いテーマについて、時期に応じた最先端の技術や動向に関してご講演頂くことを基本方針としております。また技術交流会を通して、幅広い分野の方々と交流頂き、今後の日本のこの分野の産業や研究の促進の一助となればと考えております。同時に、将来の光通信分野を担う学生の育成を重要視し、さらにSubOpticから発した"WAVE"活動の一環としてグローバルな連携も図っております。
今回も上記の観点から大変興味深い講演を企画致しました。また、本シンポジウムを創設された新納康彦様の著書出版の記念講演と、先着150名への無料配布も行います。本シンポジウムは今回もSubOptic財団やツルギフォトニクス財団のご支援により講演会、技術交流会は全て無料となっております。多くの方にご参加頂き、交流の輪を広げて頂くことを期待しております。
OSN研究会 共同代表